□□□(クチロロ)、1年2ヶ月ぶりの7thニューアルバムその名も「CD」発売決定!
"文字"と"言葉"をテーマに、豪華女性ゲスト参加で初回盤はなんと活版印刷仕様!
2011年2月23日、いよいよ□□□が「everyday is a symphony」以来1年2ヶ月ぶりとなる待望の7thアルバム、その名も「CD」を発売します。前作の"フィールドレコーディング・オーケストラ"に対し今作「CD」は、"文字"と"言葉"をキーワードに個性的な女性陣をゲストに迎え、実験精神と高度なポップスが融合した音楽史上類を見ない屈指の問題作になりました!また縮小していくCDマーケットに対するオマージュともいえるアルバムタイトルや、配信では味わえない初回盤パッケージ仕様にも徹底的にこだわっており、7枚目にして最高傑作とも言える作品が完成しました。
その屈指の問題作さ故、少々説明が必要になるのですがw
ということで下記、この作品を聴くにあたって参考にして頂ければと思います。
01 はじまり
この作品を理解するのにもってこいの「CD」の冒頭を飾る1曲。歌詞の表記を見てもらえればわかります(?)が、同音異義語で韻を踏む三浦の言葉が左右のスピーカーから別々に発せられ、その言葉尻の発音とコードが音楽的にリンクし始め徐々に言葉が重なり、音像的にセンターで意味を形成していくというスゴイ構成の曲。なによりもこの曲がスゴイのはかくも実験的かつ革新的な試みの曲なのに、難解さを感じさせない極上のポップさを見事に同居させていること。
02 1234 feat.内田慈
4人の人物が登場し、それぞれの視点/感情をリリックにした群像劇ともいえる曲。物語的にも4人が重なりすれ違うさまを見事に表現している何気にせつない曲でもあります。1:いとうせいこう(1拍子)、2:三浦康嗣(2拍子)、3:村田シゲ(3拍子)、4:内田慈(4拍子)となっており各人は( )内の拍子のトラックで歌っており、それに伴いめまぐるしく展開/変化して行く拍子が音楽的にも凄まじい完成度であり、今まで誰も聴いたことのない斬新な仕上がりになりました。内田慈さんは舞台や映画などで活躍中の女優さん。
03 ヒップホップの経年変化
前作に収録されスマッシュヒットとなった「ヒップホップの初期衝動」の続編とも言える曲で、まさしくいとうせいこう自身の経年変化が最強の進化の中にあることを証明した全人類必聴の曲。高齢化社会の応援歌か?!ヘヴィーロックを彷彿させるギターのリフが印象的なトラックにも注目!
04 恋はリズムに乗って feat.大木美佐子
2ndアルバム「ファンファーレ」時まで在籍していた□□□ファンのアイドル、大木美佐子をフィーチャリングした今作品中唯一の"普通"な曲。ただし名曲。
05 スカイツリー
2010年の吾妻橋ダンスクロッシングで三浦康嗣と快快の篠田千明によるユニット"車AB"によって公演された演目を録音。聴いているうちに思わずその世界に自分自身を重ね合わせてしまう演劇的かつラジオドラマ風な曲(?)。前作「everyday is a symphony」の手法も垣間みられ、聴く度に新しい発見があり面白い。
06 あたらしいたましい feat.金田朋子
構想3年、このアルバムを作るきっかけにもなった渾身の1曲。
フィーチャリングには"声優界の秘宝""声優界の最終兵器"とも言われる声優・金田朋子を起用。男性(三浦)と女性(金田)がそれぞれ歌ったAメロ、それを同じタイミングで同時に再生しそのトラックの切り替え方で多様な意味を生み出す(わかります?)という手法で構成された見事な、そしてミラクルな曲。その見事なまでの構成を表現したミュージックビデオも必見。キラキラな四打ちトラックもテンション上がります↑
07 ちょwwwおまwwww
(^O^)/
08 ヵゝヵゞゐ。feat.RUMI
昨年11月に3rdアルバム「Hell Me NATION」をリリースし、希有なライオット・ガールとしての立ち居値を確立した女性ラッパーRUMIをフィーチャリングした曲。タイトル表記は「かがみ」をギャル文字に。フリーキー過ぎるトラックの上でRUMIが語る内容に女子はうなずき、男子は困惑するw。RUMIにしかできない圧倒的なリリックとパフォーマンスでこの作品の中でも異彩を放つ、けなげな乙女心が泣を誘う(?)1曲。
09 iuai feat.まつゆう*
タイトルである母音の発音「いうあい」をテーマに韻が踏まれまくった村田シゲ作曲による1曲。ダークなトラックながら3回出てくるサビが全て同音異義の言葉で構成されているという遊び心もあり、是非歌詞カードを要チェック。いとうせいこう、三浦康嗣のラップも村田シゲのトラックにより聴く者にどこか新鮮な印象を与える。そしてサビでハモっているのはTwitterフォロワー数21万人を超える人気モデルのまつゆう*で独特なR&B調のグルーヴ感を生み出している。
10 lʌ'v mi
とあるwebの企画で作られたトラックから発展したアルバムの最後を飾るキラキラな曲。
歌詞カードの歌詞の表記がホントにこの曲をよく表現しているので必見。タイトルは「love me」の発音記号。
ということでざっとさらいましたが、何度も聴いていくうちに間違いなく新しい発見やあんなトリック、こんなトリックを聴き手が見出すこと必至なので媒体さんもライターさんもディーラーさんも、もちろんミュージシャンもアーティストにも是非是非何度も聴いてほしいアルバムです。
また忘れてはならないのが練りに練られた素晴らしいジャケットアートワーク。ディレクション/デザインは昨年よりライヴの演出などでお世話になっている伊藤ガビンさんといすたえこさんによるもの。CDパッケージでしか味わえない"モノ""質感"にこだわった見事なデザイン/コンセプトで□□□作品をさらに完成度の高い"モノ"にしています。デジタル技術の発達により現在見ることも少なくなった昔ながらの印刷技術"活版印刷"(活字を組み合わせて作った版で印刷する)や、樹脂版印刷を初回盤で起用。その印刷手法はCDとしては非常に珍しく(史上初?!)出来上がったブックレットは何度見ても飽きがこない仕上がりになりました。
1/29(土)にはこの作品を聴きながら、ミュージックビデオを見ながら、パフォーマンスを見ながらいち早くニューアルバム「CD」を体験することが出来るイベント、「□□□2011新年会」が六本木スーパーデラックスにて行われます。またアルバム発売の週末である2/26、27の土日にはニューアルバム「CD」のリリースパーティーがラフォーレ原宿にて、趣向を変えた形で2DAY行われる予定なので是非期待して下さい!
相変わらず新しい挑戦盛りだくさんの□□□ですが、2011年も引き続きよろしくお願い致します!
〜そうですねえ。【意味を持っていた言葉や単語が、場所が変わる事によって、また意味や色を変えたりする、そんな感じ?】つまり絶対的な意味など存在しないということですね。でも、人は実際そんなこと言っていたら普通に生活していけないので、なにかしら「自分なりの秩序」を構築していろんなものごとを受け取って、日々生きていっているわけですよね。で、それをまた外に出す=人とコミュニケーションをとる、というのは自分の意見をアウトプットしているというよりも、「俺なりのこの理解間違ってないよね?」という「確認」ということだとおもうんですよ。例の「自分なりの秩序」というやつは、生きていて日々、いろんな愛や出会いや誓いや上京したり卒業したり宝くじ一等が当たったり、etc.な出来事によって常にブレ続けている訳です。
てかブレ続けている状態そのものこそが健康なことですよね。現実的な世界に対しては、ということですが。とすると、コミュニケーションとは「確認しあうこと」、「確認し続けること」、根気よく何度でも問い続けることといえると思います。もはやここまでいってしまうと、「誰に?」という問いがなくなっていて、「自分を確認=他人を確認すること=世界を確認すること」みたいな。そもそも自分は世界に含まれている一部なのか自分vs.世界なのか?なにが言いたかったのか段々忘れてきてしまいましたが、人は秘密を打ち明けられると自分も同じくらい重要な秘密を明かしてしまう法則。みたいなものがあるじゃないですか。長いメールが来ると長いメールで返す雰囲気を勝手に察してしまうというか。今の僕とかまさにそうなんですが。【意味を持っていた言葉や単語が、場所が変わる事によって、また意味や色を変えたりする、そんな感じ?】上記のように、絶対的な答えや意味なんて存在しない。そのことに絶望しがちな世の中ですが(と、あえて言い切りますが)、答えがないことを「あいわかった」と受け入れつつタフ&テンダーに生きていくしかないじゃんという話です。言葉の意味を突き詰めて考えていくと、結局、意味そのものを通り抜けて「長文メールが来ると長文メールで返さないとなんかわからないけど、なんとなく申し訳ない気がする」みたいなことに突き当たる。「何を語るかよりどう語るか」的な話ですね。だからと言って結局、「どう語るかでしかなくてなにを語るかなんてどーでもいーよねー(笑)」じゃなくてー!勿論その逆の「わたし正しいこといってるのにみんなきいてくれない(泣)」じゃなくてー!「「どう語る」と「なに語る」をずーっとぐるぐるぐるぐるまわり続けること、確認し続けるという責務が人間には課されているというごくごく当たり前なこと、をもういっかいみんな共有しようよ!つまり「どう語る」と「なに語る」を焦らずぐるぐるぐるぐるまわり続けた先にしか、いま/ここの「物語」はないよ。」というメッセージがある気がします。 〜 三浦康嗣